変わりつつある鯛の釣り方

エサ
ゴカイ等

近年、釣り道具も進化していて、釣り方なども昔に比べると、大きく変化していますが、そのなかでも鯛釣りなども変化が大きようです。
近年では、テンヤや鯛ラバなどの釣り方も目立ち、ジギングでも釣れる実績もあります。

以前は、専門の釣り舟に乗り、その土地で有効な餌と仕掛けで釣っていましたが、いまでは、ジギング船や、五目釣りでも、仕掛けさえあれば狙える魚となりました。
また、陸から狙るには、難易度が高く、ポイントも限られているようです。
餌についても海老系から小魚などと広くあり、水温や季節などの要因が大きいようです。

また、鯛の習性もだいぶわかってきており、冬場以外では、釣れる魚です。
震災時には、鯛の養殖地も被害にあい、大量の真鯛が脱走したこともあり、現地の近くでは、大量に水揚げげされるなど事件がありました。
また、漁協によっては、真鯛の放流などもあり、コンスタンスに釣れる地域もあるようです。
昔に比べると、釣りやすくなった魚ですが,港では釣り禁止場所も多くなり、釣り人が安心言うてる場所場年々減少してきています。
また、釣り舟も燃料費の高騰などで、経営が大変で、釣り人にとっては、いい環境とはいえません。
しかし、真鯛などは、一般に人気がある魚なので、ネットでも多くの情報があります。

黒鯛の釣り方

エサ
カラス貝

落とし込み釣り、別名ヘチ釣りについて紹介したいと思います。この落とし込み釣りは横浜港の黒鯛を釣るために開発された釣り方で、今では横浜以外の地区でも見ることができます。
釣る際には、専用の釣竿と太鼓リールを使いますが、他のものでも代用できます。

まず太鼓リールには蛍光のミチイトを巻きます。ミチイトとハリスの間にはヨリモドシを付けずに、直接結びます。ハリスは1から2メートルくらいで大丈夫です。針も1本で、できるだけ小さいものがよいです。
餌にカラス貝を付ける理由は、黒鯛は堤防に付着したカラス貝を好むからです。波によって落下したカラス貝を食べるので、落とし込み釣りによってこの過程を再現します。
釣り方は、ヘチギリギリのところに仕掛けを投入します。水面から底までゆっくりゆっくり仕掛けを落としていきます。落とすスピードは速すぎてもだめ、遅すぎてもだめです。カラス貝が自然に海底に落下するスピードです。不自然ですと黒鯛の警戒心を高めてしまいます。餌に食いつくとミチイトがたるみます。つまりミチイトを張った状態で餌を落下させないとアタリに気づきません。

海底まで餌が落下しましたら、ゆっくり今度は水面まで上げます。その際にもアタリがくる可能性があります。上げる際のアタリは鮮明です。その際にうまく合わせないと、逃げられます。また餌を噛み砕いて飲み込んでしまうと、ハリスが黒鯛の歯に掛かり、すぐに糸が切れてしまうので要注意です。ですので唇に掛けるのがカギです。引きが強いので上げる際は無理に逆らわず、長期戦に持ち込んで体力を下げるのがコツです。
タモは必ず用意してゆっくり焦らず網に入れてあげます。