鯛のさつま揚げで高級日本料理

私のオススメ料理は

鯛のさつま揚げ

昔、とあるアイドルグループの冠番組にて披露していたのが、タイ風さつま揚げ(トード・マン・プラー)です。
さつま揚げは日本独自の料理ではなく、外国にも存在していたことに驚きました。
さらに、さつま揚げは店で購入するものだと思っていましたが、自分で手作りできることにも驚きました。
そのような経緯で番組が出していたレシピ本を購入し、作ってみました。

トード・マン・プラー

■材料(※材料、作り方等はアレンジしてあります)

エビ
イカ
インゲン

玉子
ナンプラー
醤油(ナンプラーオンリーがきつい人は置き換えてください)
砂糖(よく砂糖を抜く人がいますが、砂糖は味を締めるために重要です)

■作り方
1:鯛をこまかく刻みます。
刻んだ後にすり鉢ですります。
他のエビも同様に刻んだ後にすり鉢ですります。
イカはこまかく刻みます。
インゲンは小口切りにします。
2:1に調味料を投入します。
3:1と2を混ぜたものを丸めます。(丸める際、手に油をつけるとベタつきません)
4:揚げます。(低めの温度でじっくり揚げてから高温でサッと揚げるとカリカリします)
■味の感想
揚げたては美味しいです。
鯛ではなく他の白身魚でも代用可能かもしれませんが、鯛が一番美味しいかと思います。
食べながら、タイではこういうのが露天で売ってるのかしら、現地に行って食べてみたいなと思いました。

元旦の鯛

私のオススメ料理は

塩焼きとお味噌汁

元旦には、尾頭付きの鯛の塩焼きが並ぶと思います。
だいたいの家では、スーパーなどで鯛の塩焼きを予約しておいて12月31日に取りに行く方が多いと思います。
でも、私の家では毎年、予約はしていませんでした。
運が良い時には、釣りが趣味の方から鯛を貰えたのです。
その時は、あまりに立派な鯛なので、魚焼き機に入らなくて、ホットプレートを駆使して焼き上げました。
鯛のうろこを包丁の背で取り、塩を塗りこんで、アルミホイルを2重にして鯛をくるみます。
そして、あまり高温にせず、じっくりと時間をかけて火を通しました。
また、鯛を貰えなかった時はスーパーで大量に焼いているので、31日のスーパー閉店時間に近づくと、割引価格で立派な鯛の塩焼きが買えたからです。

でも、ある時、鯛も貰えないし、何件回っても鯛が売り切れていた年がありました。
その元旦は、小鯛2匹の始末でした、そのあまりのむなしさから、次の年からは、ちゃんと予約するようになりました。
親も年末に鯛を求めて走り回らなくてもいいし、売り切れてるかも貰えないかもといった不安感に襲われることもないので、早くからこうしておけば良かったです。

元旦には、すでに焼かれた鯛を少しストーブで温めてから食し、2日後ぐらいには骨と頭の部分だけになったら捨てずに、次の日の朝ごはんに、お味噌汁を作ります。
鯛の頭や骨から出汁と上質の脂がでて、本当においしいおみそ汁です。

長崎の味、鯛料理のフルコース!

私のオススメ料理は

新鮮な天然鯛のコース

鯛は捨てる部分が全くありません。
長崎の主人の実家に帰省すると、義父は軍艦島の辺りまで行き、それは見事な天然鯛を釣り上げてくれます。

わたしは義母と一緒に毎年、それを料理するのです。
淡白で上品な白身はさっくりと揚げ天ぷらにしても旨いです。
しかし、捌きたてはやはりお刺身です。
ツンと香るわさび醤油で頂き、コリコリとした新鮮な甘みを堪能出来ますが、
粒マスタードと柚子胡椒が、入った酸味の効いたソースをかけて、カルパッチョにし、野菜と合わせ、主人と白ワインを楽しむもよし、
また、ニンニク醤油、生姜、みりん、白ごまがたっぷりのタレに漬け込み、りゅうきゅう風にして、丼にのせ、ガツガツかっこんでもまた格別です。
また、身を楽しんだあとに頂く、熱々のあら汁は最高です。
調味料は塩とだし昆布、少しのお醤油だけでよいのです。
これと水、鯛のあらのみで、上品且つ、豊かな旨味が凝縮したスープが出来るのです。
塩をふり、熱湯をかけ、氷水につけ、霜降りをしっかりして、
ウロコをとり、血合いを楊枝でチマチマ取る作業は大変ですが、このひと手間で、全く臭みのない、綺麗なスープが出来あがるのです。
もし、あら汁が余れば、その凝縮した旨味のスープでごはんを炊いてしまいます。
炊きたての香り高い鯛めしに乗ったあらに着いた身から、丁寧に小骨を取り去り、混ぜ込んで刻んだ三つ葉、胡麻、わけぎをちらし、
頂くと、本当に幸せな気持ちになります。
義父は、その鯛めしに、鯛の切り身、あら汁のスープをかけて、鯛茶漬けとして晩酌のシメにさらさらと食べています。

帰省がいまから楽しみなのです。
長崎の、濃い青色をした海の恵みに、感謝感謝で、今年も幸をいただきます。

刺身にあきたらカルパッチョ

私のオススメ料理は

鯛のカルパッチョ

鯛料理となると刺身や塩焼き鯛飯などがよく知られたところでしょうが、刺身や塩焼きは料理と呼ぶにはあまりにも書く事がありません。
そんな中でも鯛のカルパッチョなどは簡単であり、彩りも鮮やかで、刺身のサラダのようなものであり暑い季節にはおすすめです。

カルパッチョはイタリアで生まれ、元来は生肉を用いたもので、この料理が好きだった画家の名前が由来となっている料理でもありますが、日本ではマグロやサケ、ホタテなどの魚介類を用いたものが主流となっています。

鯛は刺身でもよいですが、薄く切っておくのがおすすめです。
塩、酢(またはレモン汁)、粒マスタードか黒胡椒など、砂糖、ニンニク、オリーブオイルを混ぜ合わせ上からかけるソースを作っておきます。
お皿にカイワレやレタス、たまねぎ、水菜などの野菜をのせ、その上に鯛の切り身を盛り付けて上から作ったソースをまわしかけます。

鯛の独特の食感は、他の魚の刺身やカルパッチョとはちがった美味しさが味わえますし、盛り付け、飾りつけのセンスをたのしめる一品でもあります。
ソースなどは、もっと単純に塩コショウと酢やレモン汁、サラダオイルなどでも構いませんし、市販のドレッシングなどでも合うと思います。
刺身に少し飽きたのであれば、野菜も豊富にとれますし刺身のバリエーションの一つとしカルパッチョを考えてみてはいかがでしょうか。

尚、下戸なのでこれが酒の肴になるかまでは分かりません。

鯛めしの種類って色々あるんです

私のオススメ料理は

鯛めし

地元の愛媛県は、鯛の漁獲量が多く、色々な調理法が伝わっています。
その中でも「鯛めし」は地域によって異なる調理法でちょっと面白いんですよ。
中予と呼ばれる地方の松山の「鯛めし」は、ナマのままの下処理が済んだ鯛を、
お米を炊くときに一緒に釜の中に入れ、炊き上げます。(ご飯は炊き込みのように味をつけておきます)ご飯が炊きあがってから、鯛を取り出し、
ほぐした身をもう一度釜へ戻し、混ぜて出来上がりです。

それと違う調理法は南予と呼ばれる地域、宇和島にあります。
宇和島は特に、全国的にも漁獲量が多く全国的にもよく取り上げられる地域なのですが、
こちらの「鯛めし」が特徴があり、とても美味しいのです。
宇和島の「鯛めし」は、
まず、鯛の刺身を作るところから始まります。
ご飯は普通に炊いて、
熱々のご飯の上に
鯛の刺身を乗せ、海苔やゴマ、ワサビの薬味を載せた後、専用のタレをまわしかけて頂きます。
これが、鯛の身に少し熱が入って、半生状態になり
すごく美味しいのです!

ただ、私の住んでる地域が中予の方だったので、鯛めしを刺身で食べるというのは宇和島だけだとずっと思っていたのですが、
結構刺身の鯛めしを頂く地域は他にもあるようですね。
皆さんの地域はどちらの鯛めしですか?
どちらもとても美味しいですが、
私は、やはり馴染みのある
炊きこんだ鯛めしの方が好きですね。

鯛の料理もいろいろあります

私のオススメ料理は

鯛ソーメン

鯛は、昔から、お祝い事に用いられるめでたいお魚です。
私も誕生日ともなれば、一年のうちで、家族の人数分、鯛のおかしらつきがいただけたということです。
それだけでは無く、桜の咲く時期が旬のものは、桜鯛と言うのだそうですが、入学祝でもいただけるので、実際はもっと食べる頻度が多かった魚です。
鯛と一言で言うのですが、桜鯛のほかに、チヌと呼ばれる黒鯛というのもいて、これらはすべてお馴染みのものです。
それではどのようにいただくか、普通、焼きます、最も簡単です。
煮ます。

これもおいしいです、焼いた鯛の残りを一晩おいておくと、一気に味がおちるので、身だけにして、ほぐして、空炒りしたのち、甘く味をつけてでんぶ風にしてふりかけ状にして最後まで食べきります。
そんな中でまず残ることのない食べ方が、鯛ソーメンです。
おふくろの味、と言いたいところですが、祖母の味です。
母がつくってくれた記憶はありません。

田舎に帰るよ、といえば、待っているのは、冬はお寿司、夏は鯛ソーメンでした。
鯛を煮つけて、その煮汁でいただくので、多めの煮汁にして、大きなお皿に、大きな鯛、なみなみとした煮汁に、ソーメンが、一山ずつ盛られています。
これを一度食べたら、普通に麺つゆでソーメンをいただくのが物足りなくなります。

鯛料理について

私のオススメ料理は

鯛汁

鯛料理で私がよく作る料理は鯛汁です。
連子鯛などの小さい鯛で構いませんが、2から3匹を網で焼きます。
焦げたところは完全に取り除き、フライパンなどの上にほぐした身を入れていきます。
この時皮もつけたままにします。
内臓やひれ、尻尾、骨は取り除きます。
特に、小骨は白身との区別がつきぬくいので、黒い皿に移して丁寧に取り除きます。
フライパンが黒い場合は、その上で小骨を取り除く作業をしてもいいかもしれません。
次に水を適当に入れて煮立たせます。
鯛は結構油が多く、この匂いを好む人もいますが、すぐに食べない場合は油が廻って味が落ちるので、油をあくをとる要領ですくい捨てます。
次に、煮た身とだしが出た湯とをざるで濾して二つにわけます。
このお湯に味噌を溶かし入れます。

赤味噌よりも、白味噌かあわせ味噌の方が繊細な味になります。
味の素を入れると更に深い味になります。
先ほど取り分けた煮た身をすりばちですります。
結構、簡単にすれます。

身がやわくなっているので、時々、コツン、と骨の感触がわかりやすくしたら、更に骨を取り除きます。
味噌を溶かし入れた湯の中に、このすった身を投入して一煮立ちさせます。
そうすると、味がなじみ鯛汁の完成です。
これを炊きたてのごはんの上にかけていただきます。
とろろ汁を足す人もいますが、私は鯛だけの鯛汁が最高だと思っています。

豪華な鯛ご飯が炊飯器でお手軽に!

私のオススメ料理は

鯛ご飯

鯛って出産や結婚等のお祝い事で食べるイメージがありますよね。
豪華なイメージが先行してしまってなかなか食卓に並ばない食材の一つです。
食べる頻度が少ないだけに、たまに食卓に出ると喜ばれる食材でもありますね。
実は鯛ってビタミンB1等体に嬉しい栄養が豊富な魚です。
くさみがなく香り豊かなで、どんな調理方法でも美味しく仕上がるので主婦としてはありがたいです。

そんなありがたい食材、鯛で私がオススメする料理は「炊飯器で作る鯛ご飯」です。
この調理方法をする前は鯛を食べるのが億劫で全然食べませんでした。
炊飯器鯛ごはんに用意するものは少なく、お米・鯛・酒・醤油・和風だし・しょうが・塩だけです。
これだけ見ても分かる通り、鯛を買えば家であるもので作れてしまいます。
まず鯛に塩を振り下味をつけフライパンで焼きます。
普通に炊飯器で炊くようにお米と水を入れたら後はその他の調味料(酒・醤油・和風だし・しょうが)を適量入れます。
その上に下味を付けた鯛を置く、なんとこれだけで豪華な鯛ご飯が出来てしまいます。
アバウトすぎるのではと思ったかもしれませんが、本当にごれだけで出来ます。
最近は調味料も100円均一で売っていたりするので、一人暮らしの方でも作りやすいと思います。
しょうがも私はチューブのものを使っています。

作り方のポイントは鯛を焼くことと、安くて良い鯛を選ぶことでしょうか。
炊飯器鯛ご飯の良い所は安価の鯛でもきちんと味が染み出てご飯全体に風味が付くところです。
調理時間も下準備が10分ととても手軽に作れます。
この方法なら値段とイメージで鯛を食べなかった人も鯛料理が好きになります。

お祝いの鯛を二次使用

私のオススメ料理は

鯛めし

お祝いの席で引き出物に頂く塩焼きの鯛。
おめでたいから「鯛」なのはわかりますが、冷たくなった鯛をそのままレンジでチンしていただくのはあまりお勧めしません。
そんな鯛を美味しくいただくには、鯛めしが一番。
簡単美味しい鯛めしレシピを大公開しちゃいます。

土鍋に洗ったお米を入れ、分量のお水を入れ浸水させます(一時間ほど)。
この時に、昆布を入れておくと美味しいお出しになります。
お米が十分お水を吸ったら、塩焼きの鯛をその上に乗せてご飯を炊きます。
いわゆる「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」の要領で炊けば、難しい作業ではありませんので、ぜひ土鍋で炊いてみてください。

炊き上がったら15分ほど蒸らして完成。
食べる直前に、針生姜を混ぜ、お好みで三つ葉をかけると更に美味。
土鍋ごと食卓に乗せ、ふたを開けると「すごーい」と歓声が上がること請け合いです。
お祝いの鯛を二次使用しているとは思えないごちそうの出来上がり。
鯛のエキスがご飯にしみこみ、本当に滋味深い味わいです。
お子様からお年寄りまで、万人受けするお料理なので人が集まったときにも好評です。

一杯目は普通にいただき、お代わりは白だしをかけてお茶漬け風に食べると目先も変わり二度おいしいのでお試しあれ。
いつも困っていた鯛もこの調理法を知っていればむしろ楽しみになるはず。
ぜひトライしてみてくださいね。

一匹の鯛を味わい尽くす料理たち。

私のオススメ料理は

鯛のごまドレがけ、鯛のお澄まし、鯛の兜煮

先日、鯛づくしの料理をいただきました。
最近は養殖の鯛が目立ち、天然ものはあまり目にしなくなっています。
一般的にも手を伸ばしやすいのは養殖で、大きいものでも買いやすい。
そんな利点を生かしてみるのはいかがでしょうか。

先日いただいたものの中で、珍しいなと感じる料理を出していただいたのでご紹介します。
まず生の鯛の食べ方ですが、多くの方はお刺身や、カルパッチョで食べられるのではないでしょうか。
しょうゆ、酢でさっぱりといただくイメージをくずしてくれたのが、出てきたゴマダレのかかったお刺身でした。
恐る恐る食べてみると、少し強めにお酒のきいたこってりとしたゴマダレと新鮮な鯛のこりこりとした歯ごたえが、マッチしていました。
美味しいのです。

鯛だけだと飽きると考えられたのが、横にはオクラ、わかめ、わけぎのだしで湯がかれた野菜も添えてあり、これらの野菜との歯ごたえも相まって、とても贅沢なお刺身でした。
つづいて、鯛の身と骨を使った、鯛のお澄ましです。
鯛は見かけによらず、素晴らしいうまみのだしが取れます。
このだしと、昆布だしを合わせ、適量の塩で味を整えたお汁は絶品です。
最後に、鯛の兜煮です。

鯛はうろこが固く、大きく、きちんと下ごしらえをしなければ大変食べにくい魚です。
下ごしらえの終わった魚のお頭を、だしと砂糖とみりん、しょうゆで甘辛く煮つけた兜煮は幸せを味わえる一品でした。
このように、身から骨まで味わい尽くせる鯛、良かったら味わってみてください。