元旦の鯛

私のオススメ料理は

塩焼きとお味噌汁

元旦には、尾頭付きの鯛の塩焼きが並ぶと思います。
だいたいの家では、スーパーなどで鯛の塩焼きを予約しておいて12月31日に取りに行く方が多いと思います。
でも、私の家では毎年、予約はしていませんでした。
運が良い時には、釣りが趣味の方から鯛を貰えたのです。
その時は、あまりに立派な鯛なので、魚焼き機に入らなくて、ホットプレートを駆使して焼き上げました。
鯛のうろこを包丁の背で取り、塩を塗りこんで、アルミホイルを2重にして鯛をくるみます。
そして、あまり高温にせず、じっくりと時間をかけて火を通しました。
また、鯛を貰えなかった時はスーパーで大量に焼いているので、31日のスーパー閉店時間に近づくと、割引価格で立派な鯛の塩焼きが買えたからです。

でも、ある時、鯛も貰えないし、何件回っても鯛が売り切れていた年がありました。
その元旦は、小鯛2匹の始末でした、そのあまりのむなしさから、次の年からは、ちゃんと予約するようになりました。
親も年末に鯛を求めて走り回らなくてもいいし、売り切れてるかも貰えないかもといった不安感に襲われることもないので、早くからこうしておけば良かったです。

元旦には、すでに焼かれた鯛を少しストーブで温めてから食し、2日後ぐらいには骨と頭の部分だけになったら捨てずに、次の日の朝ごはんに、お味噌汁を作ります。
鯛の頭や骨から出汁と上質の脂がでて、本当においしいおみそ汁です。