鯛鍋の調味料は、家族や仲間の笑顔

豆乳鍋

ふと風が吹いて、晩秋の気配があたりを立ち込めるころになると、お鍋が恋しく、食べたくなりませんか?水炊き、ちゃんこ鍋、土手な鍋、石狩鍋、きりたんぽ鍋など、ちょっと思い出しただけでも止まらない位ありますよね。
私が例に挙げた鍋をみて「あれが入ってない!」と思われている方も多いことでしょう。
でも、どんな鍋をいただいても、一番美味しい鍋は、気の置けない家族や仲間と同じ鍋をつついて食べる、そんなお鍋じゃないでしょうか?湯気の向こう側に見える笑顔、鍋を囲む楽しい会話と笑い声、これらが旨味調味料となっていると私は思います。

しかし、都会で一人暮らしなどをされている方には、鍋は野菜が沢山取れて、身体も暖まって、調理も簡単であるという便利な料理であることも事実です。
ここ数年で、“一人鍋”という名前もすっかり定着したと思います。
常々疑問に思っているのですが、どうして市販の鍋つゆは、家族用で一人分の鍋つゆは無いのでしょうか?一人分こそ、鍋つゆがあってくれると便利だと思うのですが。

さて話は飛びますが、私の好きな鍋は、豆乳鍋です。
しかも、一人鍋で。
一人用の土鍋に、出汁と鍋3/4位のお豆腐、お肉を入れます。
そこに、野菜を入れて最後に豆乳と麺つゆで味を整えます。
豆腐が豆乳のなかでふわっふわになってすごく美味しいんです。
是非お試しください。