24種の鯛の種類の紹介です

鯛の仲間は24種類いると言われています。24種類とは、真鯛(まだい)、血鯛(ちだい)、黄鯛(きだい)、平鯛(へだい)、黒鯛(くろだい)、キチヌ、石鯛(いしだい)、石垣鯛(いしがきだい)、白甘鯛(しろあまだい)、赤甘鯛(あかあまだい)、糸縒鯛(いとよりだい)、疣鯛(いぼだい)、目鯛(めだい)、金目鯛(きんめだい)、的鯛(まとうだい)、鷹羽鯛(たかのはだい)、コショウダイ、コロダイ、テンジクダイ、笛鯛(ふえだい)、黒星笛鯛(くろほしふえだい)、ウメイロ、目一鯛(めいちだい)、浜笛吹(はまふえふき)となります。

真鯛は成魚で80cmくらいになります。4月から6月にかけて産卵期になります。
血鯛は成魚で50cmくらいです。えらのふちが真鯛よりも赤いところが見分け方のポイントです。
黄鯛はレンコダイとも呼ばれ、成魚で30cmくらいの大きさで血鯛よりさらに小振りです。全体的に丸っこい感じです。新鮮なものは黄色を帯びているのが良く分かります。
平鯛は成魚で40cmくらいです。体つきは黄鯛に似ていますが、色は黒鯛に近く、赤みは帯びていません。
黒鯛はチヌともチンとも呼ばれています。成魚の大きさは40cmくらいです。サイズも色も平鯛に似ているので間違われやすいです。顔の丸さで見分けがつきます。

キチヌは胸鰭が黄色いのでキビレとも呼ばれます。黒鯛より小振りです。
石鯛は成魚で80cmになります。体に縦の縞模様が見られますが、成魚になると薄れてきます。
石垣鯛の成魚は50cmくらいの大きさです。キリンのような網目模様が見られますが、石鯛と同じように、成魚になると模様は薄れてきます。
白甘鯛の成魚は40cmくらいです。関西ではグジと呼ばれています。他の鯛に比べてひょろ長い体つきです。

赤甘鯛も白甘鯛と似た鯛ですが、色が赤みを帯びて鯛らしい色合いです。
糸縒鯛は成魚で30cmと小振りです。黄色の線が体を縦に走っています。食べると小骨が多いです。
疣鯛の成魚は体長20cm程度で、鱗がありません。関西ではシズと呼ばれています。
目鯛は90cmくらいの成魚になり、頭に鱗がありません。
金目鯛は成魚で50cmくらいです。体はかなり赤い色をしています。煮つけでよく食べられます。
的鯛は成魚で50cmくらいの大きさとなります。鯛らしからぬ姿形です。
鷹羽鯛は成魚で40cmくらいです。茶色の縞のある体をしています。味はあまり美味しくないとのこと。

コショウダイは成魚で50cmくらいになります。鯛といって鯛科ではなくてイサキ科です。
コロダイもイサキ科の魚で、成魚の大きさは50cmくらいです。
テンジクダイは成魚で10cmの小さな魚である。淡黄色で、体側に暗色の細い横帯が10本近くあります。
笛鯛は成魚で40cmくらいになり、背中に白い斑点があるのが特徴です。
黒星笛鯛は成魚で60cmくらいになり、体の後方に黒い斑点が一つ綺麗に付いています。
ウメイロは名前に鯛はついていませんがフエダイ科の鯛です。成魚で35cmくらいになります。
目一鯛は成魚で40cmくらいのサイズです。薄い茶色にピンクと紫がかかった、なかなか綺麗な鯛です。
浜笛吹はフエフキダイ科の鯛で成魚は1mくらいになります。黄色がかった体ととんがった口が特徴です。