初めての鯛通飯

鯛飯・鯛の炊き込みご飯

今年の夏、我が家では初めての鯛飯作りにチャレンジしました。鯛飯はそれまでにも何度か食べたことはあったのですが、釣った鯛で自分で手作りするのは初めての経験だったのです。ただし、釣った鯛とは言っても、それはお隣さんが釣ってきたものをおすそ分けして頂いたものでした。
鯛飯作りで参考にしたのは、インターネットの検索でした。そこからは多くの情報が得られましたが、最も無難そうな作り方を参考にしました。途中、色々と悪戦苦闘はしたものの、何とか作り上げることができました。そしてその味は、格別に美味しいものでした。野性味たっぷりの鯛の香りと味が、ごはんにしっかりと感じられました。それでいて生臭さなどは無く、品のある味わいでした。さすがは魚の王者と称えられるだけのことはあります。やはり鯛は本当に美味しい魚でした。

しかし、幾つか反省点もありました。まずは鱗取りです。下ごしらえの際、鱗は入念に全部取り除いたつもりだったのですが、僅かに残っていたのです。同じことが小骨取りにも言えました。せっかくのご馳走に鱗や小骨が混じっていたら、興ざめしてしまいます。また、ごはんの水加減は注意が必要です。個人的な好みにもよりますが、水は少し多めの方が良いのではないかと感じました。
いずれにしても滅多に味わえない新鮮な鯛飯です。鯛通販のプロの味に迫るくらい美味でした。家族で心から堪能しました。