鯛料理について

私のオススメ料理は

鯛汁

鯛料理で私がよく作る料理は鯛汁です。
連子鯛などの小さい鯛で構いませんが、2から3匹を網で焼きます。
焦げたところは完全に取り除き、フライパンなどの上にほぐした身を入れていきます。
この時皮もつけたままにします。
内臓やひれ、尻尾、骨は取り除きます。
特に、小骨は白身との区別がつきぬくいので、黒い皿に移して丁寧に取り除きます。
フライパンが黒い場合は、その上で小骨を取り除く作業をしてもいいかもしれません。
次に水を適当に入れて煮立たせます。
鯛は結構油が多く、この匂いを好む人もいますが、すぐに食べない場合は油が廻って味が落ちるので、油をあくをとる要領ですくい捨てます。
次に、煮た身とだしが出た湯とをざるで濾して二つにわけます。
このお湯に味噌を溶かし入れます。

赤味噌よりも、白味噌かあわせ味噌の方が繊細な味になります。
味の素を入れると更に深い味になります。
先ほど取り分けた煮た身をすりばちですります。
結構、簡単にすれます。

身がやわくなっているので、時々、コツン、と骨の感触がわかりやすくしたら、更に骨を取り除きます。
味噌を溶かし入れた湯の中に、このすった身を投入して一煮立ちさせます。
そうすると、味がなじみ鯛汁の完成です。
これを炊きたてのごはんの上にかけていただきます。
とろろ汁を足す人もいますが、私は鯛だけの鯛汁が最高だと思っています。